せんぱい、かまって、さっちゃん
2003年3月19日大好きなせんぱいからメールが来てた。
卒業式に一緒に写真撮れなくて残念だったって話で、
今度一緒に食事しながらゆっくり話したいねとも書いてあった。
あーもう先輩愛してます!愛されてます!まさに相思相愛!
てゆうか昼1時まで寝てたよ。どうなの?
かまって病が再発。やっかいな病気。
ひたすら甘えたり話を聞いてもらったりしたくなる。
ふとんの中で手をつないで眠ったりしたい。
鼻水たらしながらぎゅうって抱き合ったりしたい。
あったかい飲み物を飲みながら一緒ににこにこしたい。
なんか心とくちびるがかさかさしてて、つらい。
いつだって優しい自分でいたいのに、
気付いたら優しくされる事ばかり望んでる。
私は天使なんかじゃないよー(まんけん)(きもい)
かまってほしいって願望は、許されたいという欲求につながってる。
だって甘えたいと言いながらも同時に甘えられたいとも思ってる。
許されるとか、認められるとか、そういう受動的な状態を求めてるのは
やっぱり私がすこし疲れているからだと思う。
うーん、忙しかったからなぁ。
先輩とかさえちゃんとかいーけんさんとか、優しい人はいいね。
さっちゃんにも会いたいな。賞もらったら褒めてくれるかな。
さっちゃんは結局無関係でいられなくて、最後に見にきてくれた。
今までで一番だって言って、一緒にごみをひろって、少し補修して、
私が呆然としている時も手を強く握ってくれた。
一年前の私は彼女についていくんだと信じきっていた。
人の上に立つ役目の彼女を助けている自分の姿をはっきり想像できた。
きっと楽しいだろうなぁとのんきに考えて、ちゃかしたりしてた。
あの日、さっちゃんが断った日、私はびっくりして泣いた。
あまりに唐突で、裏切られた気がして、するする涙がでた。
先輩がおろおろしてた。チャイムはとっくになっていた。
遅刻して入っていった被服室、となりの席の男の子が
赤い目の私を見て少し驚いて、でも何も言わなかったのを覚えてる。
きくちゃんはどうしたのと心配そうにきいた。
私はなんでもないといって笑った。
今でも鮮やかによみがえる春と夏のあいだの日の記憶。
それでも夏の行事だって秋の行事だってさっちゃんは隣りにいて、
私の尻を叩くようにして支えてくれた。
私が初めて設計図を書いた時、彼女はまっさきに書きなおせと言った。
私は悔しくて、ぶうたれて、三日かけて書きなおした。
青くそびえたつヒマラヤ、赤く燃え上がる朝日。
再び完成した絵を見て、さっちゃんは今までで一番だと言った。
私は嬉しくて嬉しくて、皆に見せびらかして歩いて、
すごいねと褒められる度ににやついた顔で謙遜の言葉を口にした。
見返せばため息がでる、秋の行事の時のヒマラヤのロジック。
自分でも一番だと思ってしまう複雑な色の配置。
あと2回だけ私は設計図を書く。
その度にさっちゃんに「今までで一番」だと言われたい。
なんでだろう、新しい仲間はみんな良い子なのに、
一番嬉しいのはさっちゃんにほめられた時なんだ。
なんかゆがんでる。平島にもとがめられた。
一年前、さっちゃんについていこうと思っている自分がいた。
その一年後、さっちゃんは抜けて、でかい夢のために勉強してる。
かわりに今では私が人の上に立つ役目を担ってる。
でも全然だめなんだ。人見知りがすぎて笑顔もかたいし、
自分の事で手いっぱいで始終いらいらしてた。
こんなんじゃだめなんだ。みんなに迷惑かけてる。
もっともっと、この仕事は楽しいってみんなに伝えたいのに。
とりあえず次は入学式!
メンバは前と変わらないので、せめて緊張しないでやってきたい。
がんばるどー。
卒業式に一緒に写真撮れなくて残念だったって話で、
今度一緒に食事しながらゆっくり話したいねとも書いてあった。
あーもう先輩愛してます!愛されてます!まさに相思相愛!
てゆうか昼1時まで寝てたよ。どうなの?
かまって病が再発。やっかいな病気。
ひたすら甘えたり話を聞いてもらったりしたくなる。
ふとんの中で手をつないで眠ったりしたい。
鼻水たらしながらぎゅうって抱き合ったりしたい。
あったかい飲み物を飲みながら一緒ににこにこしたい。
なんか心とくちびるがかさかさしてて、つらい。
いつだって優しい自分でいたいのに、
気付いたら優しくされる事ばかり望んでる。
私は天使なんかじゃないよー(まんけん)(きもい)
かまってほしいって願望は、許されたいという欲求につながってる。
だって甘えたいと言いながらも同時に甘えられたいとも思ってる。
許されるとか、認められるとか、そういう受動的な状態を求めてるのは
やっぱり私がすこし疲れているからだと思う。
うーん、忙しかったからなぁ。
先輩とかさえちゃんとかいーけんさんとか、優しい人はいいね。
さっちゃんにも会いたいな。賞もらったら褒めてくれるかな。
さっちゃんは結局無関係でいられなくて、最後に見にきてくれた。
今までで一番だって言って、一緒にごみをひろって、少し補修して、
私が呆然としている時も手を強く握ってくれた。
一年前の私は彼女についていくんだと信じきっていた。
人の上に立つ役目の彼女を助けている自分の姿をはっきり想像できた。
きっと楽しいだろうなぁとのんきに考えて、ちゃかしたりしてた。
あの日、さっちゃんが断った日、私はびっくりして泣いた。
あまりに唐突で、裏切られた気がして、するする涙がでた。
先輩がおろおろしてた。チャイムはとっくになっていた。
遅刻して入っていった被服室、となりの席の男の子が
赤い目の私を見て少し驚いて、でも何も言わなかったのを覚えてる。
きくちゃんはどうしたのと心配そうにきいた。
私はなんでもないといって笑った。
今でも鮮やかによみがえる春と夏のあいだの日の記憶。
それでも夏の行事だって秋の行事だってさっちゃんは隣りにいて、
私の尻を叩くようにして支えてくれた。
私が初めて設計図を書いた時、彼女はまっさきに書きなおせと言った。
私は悔しくて、ぶうたれて、三日かけて書きなおした。
青くそびえたつヒマラヤ、赤く燃え上がる朝日。
再び完成した絵を見て、さっちゃんは今までで一番だと言った。
私は嬉しくて嬉しくて、皆に見せびらかして歩いて、
すごいねと褒められる度ににやついた顔で謙遜の言葉を口にした。
見返せばため息がでる、秋の行事の時のヒマラヤのロジック。
自分でも一番だと思ってしまう複雑な色の配置。
あと2回だけ私は設計図を書く。
その度にさっちゃんに「今までで一番」だと言われたい。
なんでだろう、新しい仲間はみんな良い子なのに、
一番嬉しいのはさっちゃんにほめられた時なんだ。
なんかゆがんでる。平島にもとがめられた。
一年前、さっちゃんについていこうと思っている自分がいた。
その一年後、さっちゃんは抜けて、でかい夢のために勉強してる。
かわりに今では私が人の上に立つ役目を担ってる。
でも全然だめなんだ。人見知りがすぎて笑顔もかたいし、
自分の事で手いっぱいで始終いらいらしてた。
こんなんじゃだめなんだ。みんなに迷惑かけてる。
もっともっと、この仕事は楽しいってみんなに伝えたいのに。
とりあえず次は入学式!
メンバは前と変わらないので、せめて緊張しないでやってきたい。
がんばるどー。
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